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腰痛(坐骨神経痛)を引き起こしてしまう主な原因は“骨盤”にあります
当然のことですが、ヒトは歩く動物です
歩くことを常日ごろからすることで、自転車のペダルのように“骨盤”が動き、関節の潤滑油を出すことでスムーズに関節が動きます
便利な世の中が体を悪くしている
現代人の生活では自転車や車・電車などがあり、交通の便が良くなりすぎたせいで、歩くということが極端に少なくなり、骨盤が錆つき、スムーズな動きができなくなります
骨盤の動きが悪くなったら、歩くときに足を後ろに蹴りにくくなり、蹴るときに使うお尻の筋肉(殿筋)が過剰に力を発揮しないといけなくなります
そうなるとお尻の筋肉は無駄な力をたくさん使い、殿筋が硬くなってしまい、神経を圧迫し坐骨神経痛を出してしまいます。
よく当院で患者さんから聞くのが
「筋肉がないから筋肉をつけないといけないね」
と言われることが多いのですがそれは少し違います。
なぜなら先ほど伝えたように
『骨盤の動きが悪いのを無理やり筋肉で動かしているからです』
原因である骨盤を良い状態に戻すには、歩行や治療、骨盤のための運動などが必要ですが、ストレッチをすることで硬くなってしまった筋肉を柔らかくして坐骨神経痛の出にくい体にすることは可能です。
腰痛(坐骨神経痛)を自分で予防するためにはお尻の筋肉のストレッチをすることが効果的です
では、なぜお尻のストレッチが腰痛に良いのか?
1、坐骨神経痛になりにくくする
2、足の疲れやすさを軽減する
3、腰を前かがみ、反らすときの痛みを軽減する
ストレッチのポイントは
足を伸ばして仰向けで足を自分の胸に近づけていく。
この時、膝を少し内側に入れて、お尻が少し伸びて気持ちよく感じる範囲で30秒キープしましょう。
もし、足を伸ばした状態が辛い場合は膝を立ててやってみましょう
動画でポイントをチェック
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注意してほしいこと
ストレッチをやることはすごく良いことですが関節の滑らかさが無いと逆に痛めることもあるので必ず関節を動かしてからやるようにしましょう♪
もし、やっていて違和感や痛みが強く出る場合は必ず中止してください
あなたの状態はもしかするとまだできる状態ではないかもしれないので一度ご相談ください