姿勢について
今回は当院に来られる方の中でも多いお悩みの「姿勢」についてです。
皆さんも周りから
「姿勢が悪い」
「猫背」
「反り腰」
「巻き肩」
など姿勢に関する指摘を受けたことないですか?
良い姿勢は、健康のためだけでなく周りの人にも良い印象を与えます。
今回はそんな「姿勢」をテーマにしましたので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
起き上がりこぼし
昔からある玩具で「おきあがりこぼし」というのを知っていますか?
倒しても倒しても起き上がってくるあの玩具です!笑
子供の頃に、何度も倒しては不思議に思ったものです。
このカラクリは単純で、人形の下部に重りをバランスよく配置して、下面を丸くすることで何度も起き上がってくるのです。
重りの位置や重さが少しでもズレれてしまうとまっすぐ戻ってきません。
このバランスを人で例えると重りの部分は『骨盤と顎』にあたります。
まっすぐ立てない人や肩が片方下がったり上がったりしている人は、顎や骨盤のバランスを崩しているのかもしれません。
現代人の特徴
現代の職業といえば、パソコンを使うデスクワークが圧倒的に多くなりました。
高度経済成長から数十年の間に、何百万年と続いた肉体労働からデスクワークにシフトしてきました。
しかし、人間の体はまだまだ肉体労働に適した体のままなんです。
何百年と動かしてきた体なのに、たった数十年で動かすこと、特に歩くことが減ってしまった現代では体を支える力を失ってしまったので自分を支えるだけでもいっぱいいっぱいになってしまっています。
長時間の座位がもたらす悪影響
長時間の座位は、先ほどお伝えした「おきあがりこぼし」のバランス部分である人間の腰に、長時間床の方向から力をかけ続けることになります。
支える力が弱くなってしまった現代人の体では、それだけでバランスを崩すことに繋がります。
さらに足を組んだり、悪い姿勢での長座が習慣化することで追い討ちをかけることになりますから、バランス失調は著しいものになってしまいます。
やがて、腰のバランス失調が全身を歪ませる原因となってしまうのです。
腰痛の原因
人間の腰は、仙腸関節と恥骨結合がお互いに回転しあって歩くことができます。
一方、座るときは、『坐骨』という部分に体重がかかります。
姿勢良く両方均等に体重をかける(荷重)していれば負担が少なくなるんですが、足を組んだりして片方の坐骨に体重が集中すると、骨盤への負担が大きくなってしまいます。
バランスが崩れた状態で骨盤を動かせば回転運動に歪み、関節に摩擦が生じることで急性的な炎症が起こってしまうんです。
急激に痛みが発生するので突然腰が痛くなったと思いがちですが、徐々に蓄積されていた負担がある日を境に表面的に現れたということが多いのです。
当院での施術とご自身でしていただくこと
腰痛で来院された方に対して、当院では骨盤に対するアプローチをしていきます。
大部分のバランスは改善することができますが、そもそもバランスを崩してしまった原因があるのです。
例えば、姿勢の悪さからくる骨盤のアンバランスであれば、施術で改善されても今まで通りの日常生活を送っていれば、残念ながらすぐに悪い状態に戻ってしまいます。
まずは「なぜ骨盤が悪くなってしまったのか?原因をきちんと認識すること!」
そして、整えたバランスをしっかりと維持するには、セルフケアがとても大切になってきます。
そのセルフケアで正しい骨盤の回転運動をさせるためには
『ウォーキング』です。
姿勢改善とウォーキングを習慣化することがバランス改善と良い状態を維持する為のカギとなります。